カードローン用語『可処分所得』とは?
-可処分所得の意味と計算方法-
可処分所得とは、収入から税金や社会保険料などを差し引いた、個人や世帯が自由に使える金額のことを指します。可処分所得は、金融機関がカードローンや住宅ローンなどの審査の際に、返済能力を判断するための重要な指標となります。
可処分所得を計算するには、以下の手順に従います。
1. -収入を合計する- 給与、賞与、事業所得など、すべての収入を合計します。
2. -税金と社会保険料を差し引く- 所得税、住民税、健康保険料、厚生年金保険料などの税金と社会保険料を差し引きます。
3. -その他の手当金を差し引く- 手当金や扶養控除などの手当がなければ、この手順は省略します。手当がある場合は、それらを差し引きます。
計算式は次のようになります。
可処分所得 = 収入 - 税金と社会保険料 - その他の手当金
例として、月収50万円で、所得税や住民税が10万円、健康保険料や厚生年金保険料が15万円、扶養控除が5万円の場合、可処分所得は20万円となります。