カードローン用語『個人信用情報』とは？

カードローン用語『個人信用情報』とは？

個人信用情報とは

個人信用情報とは、あなたがお金を借りたときの状況や、クレジットカードの利用状況、過去の滞納の有無などの情報を記録したものです。金融機関は、あなたにお金を貸すかどうかを判断するために、この情報を参照します。個人信用情報は、主に次の3つの情報で構成されています。

1. -個人情報- 氏名、住所、生年月日などのあなたの基本情報。
2. -信用履歴- お金を借りたり、クレジットカードを利用したりした履歴。返済や支払いを滞納したことがある場合は、その情報も含まれます。
3. -照会履歴- 金融機関があなたの個人信用情報を照会した履歴。

個人信用情報の収集方法

個人信用情報の収集は、主に以下の方法で行われます。

* -クレジットカードやローンなどの利用履歴- 金融機関が、顧客の返済状況や借入金額を記録しています。
* -公共料金や携帯電話料金などの支払い情報- クレジットカードと同様に、公共料金や携帯電話などの支払い状況も記録されます。
* -その他取引履歴- たとえば、住宅ローンや自動車ローンなど、金融機関との取引履歴が情報として含まれます。
* -本人からの申告- 住宅ローンの申し込みなどの際に、本人が過去の借入状況やその他の財務情報を申告することがあります。

これらの情報を収集することで、金融機関は個人の信用力を判断し、融資や審査などの意思決定に役立てることができます。

個人信用情報の利用目的

個人信用情報の利用目的とは、債権者や金融機関が、融資やクレジットカードの発行などの際に、その人物の信用度を判断するために利用することです。具体的には、借入履歴、返済状況、与信状況などが記録されており、これらの情報をもとに、融資の可否や金利の決定が行われます。この情報は、信用情報機関と呼ばれる組織によって管理されており、債権者や金融機関は、一定の条件を満たせば、個人信用情報を取得することができます。

個人信用情報を確認する方法

個人信用情報を確認する方法はいくつかあります。1つは、CIC（シーアイシー）、JICC（日本信用情報機構）、全国銀行個人信用情報センター（全国銀行協会）の3つの信用情報機関から直接取り寄せる方法です。通常、手数料が必要になります。

もう1つは、オンラインで信用情報を確認するサービスを利用する方法です。ただし、この方法は信用情報機関に登録している必要があります。登録には、本人確認書類や顔写真の提出が必要な場合があります。

最後に、銀行や消費者金融機関に問い合わせる方法があります。ただし、すべての機関が信用情報を提供しているわけではありません。

個人信用情報が悪くなる原因

-個人信用情報が悪くなる原因-

個人信用情報が悪化する要因には、さまざまなものがあります。まず挙げられるのが、借金の返済遅延です。クレジットカードやカードローンなどの金融機関への返済を期日までに払えないと、個人信用情報に「事故情報」というマイナス情報の記載となってしまいます。また、債務整理をした場合は、さらに深刻な影響が及びます。債務整理とは、裁判所を通して借金を減額したり免除したりする手続きですが、これを行うと個人信用情報に「債務整理情報」が記載され、数年間はローンやクレジットカードの審査が厳しくなります。

その他にも、銀行口座の振替可能残高が不足して口座が凍結されたり、未入金が続くといった「金融事故情報」が記載されることもあります。さらに、ギャンブルや風俗などの特定の業種の事業を営んでいる場合や、公的機関への未納がある場合も、個人信用情報に影響を与える可能性があります。