契約に関すること

抵当権者 – カードローンの用語解説

抵当権者とは、住宅ローンやカードローンなどの借入契約において、返済を担保するために不動産や動産を差し入れた場合に、その不動産や動産に対する権利を有する債権者のことです。抵当権者は、債務者が返済を怠った場合には、担保物件を差し押さえたり競売にかけたりして、債権を回収する権利を有します。
契約に関すること

消費者信用団体生命保険とは?仕組みとメリットを徹底解説

-消費者信用団体生命保険とは?- 消費者信用団体生命保険とは、ローンやクレジットの返済が滞った場合に、残債を補填する保険です。借り入れ時に加入することが一般的で、万が一の際に遺族がローン返済の負担から守られます。被保険者である債務者が死亡・高度障害・特定疾病を発症・重度状態に陥った場合に保険金が支払われ、その保険金でローン残債が完済されます。
金利に関すること

カードローン用語『法定利率』を分かりやすく解説

法定利率とは何か?法定利率とは、法律で定められている利息の上限のことです。貸金業者や消費者金融が借主に課す利息は、この法定利率を超えてはなりません。法定利率は、貸付額や期間によって異なりますが、一般的には数日から数十日間を限度としています。また、法定利率には上限と下限が設けられており、その範囲内で貸金業者が利息を設定することができます。
金利に関すること

カードローン用語『複利』を理解しよう

-複利とは- 複利とは、以前の期間に発生した利息にも利息がつく仕組みのことです。つまり、時間が経つにつれて利息が膨らんでいくということです。例えば、元金が100万円で年利5%の複利で運用した場合、1年後の利息は5万円となり、2年後は10万円になります。さらに時間が経つと、利息自体に利息がつくため、元金に対する利息の割合が大きくなり、雪だるま式に増えていきます。
ローンの種類に関すること

街金ってなに?特徴や注意点

街金とは、主に個人や小規模事業者に対して融資を行う金融機関のことです。銀行とは異なり、法令上は金融機関とみなされていません。街金の主な特徴は、審査が比較的緩やかで、スピード融資が可能という点です。これは、銀行のように厳格な審査基準を設けないためです。また、街金は個人の信用情報よりも担保や保証人を重視して融資を判断します。
手続きに関すること

債務整理の基礎知識

債務整理とは、返済できないほどの多額の借金を整理して、債務者の経済的な負担を軽減するための法的制度です。債務整理には、民事再生、自己破産、任意整理などの方法があります。 民事再生は、裁判所の監督の下で借金を再編し、返済計画を作成して債権者との合意を得る方法です。自己破産は、財産を処分して借金を返済し、免責決定を得て残りの借金を免除してもらう方法です。任意整理は、債権者と直接交渉して利息を減額したり、返済期間を延長したりして、返済可能な金額に調整する方法です。
規制に関すること

カードローン用語『除外貸付け』とは?

-除外貸付けとは何か?- 除外貸付けとは、カードローンの利用枠とは別に契約する貸付のことです。カードローンの借り入れ限度額いっぱいに借入している場合、それを超えて借り入れをしたいときに利用できます。通常のカードローンとは別の審査があり、限度額も別途設定されます。
返済に関すること

カードローン用語『ステップ償還方式』

ステップ償還方式とは、カードローンの返済方法の1つです。借入金額を一定の期間に分けて段階的に返済していく方式です。最初のうちは利息の支払いが多く、元金の返済は少ないため、返済当初は返済額が少額になります。返済期間が進むにつれて元金の返済が増え、利息の支払いが減るため、返済額が徐々に増えていきます。借入金額が大きい場合や、急な収入の変動がある場合などに利用されることが多い方式です。
契約に関すること

カードローンの『担保』とは?種類と特徴を解説

『担保』とは、金融機関が融資を行う際に、返済が滞った場合に債権者が確保できる財産のことです。担保を設定することで、金融機関は貸し付けたお金が確実に回収されるという安心感を得ることができます。担保には、不動産や有価証券、レシートなどさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。
手続きに関すること

カードローン用語『個人再生』とは?減額手続きで人生を立て直す

「個人再生」とは、借金返済が困難になってしまった個人が、裁判所に申立てて負債を減額する手続きのことです。借入額が1,000万円までは、裁判所から弁護士が選任され、借金整理の手続きを進めることができます。住宅ローンなど担保付きの借金を減額するのは難しいシステムとなっており、無担保の借金を整理するためのものです。また、自己破産とは異なり、免責決定により借金がゼロになるのではなく、減額された金額を3~5年間かけて返済していくことになります。